2023年の立冬は11月8日から11月21日
毎年だいたいこの時期にあたる立冬ですが、今年はなぜか暑い!です。
通年では、立冬の時期は「木枯らし」がやってくるイメージで、
東京ではまださほどではあるものの「吹くたびにごとに葉を落とす」
「木を枯らす冷たい風」の名の通りに、日本列島が西高東低の冬型の気圧配置となり始めて
冷え込みが進む山のほうでは雪が降ってもおかしくない時期を迎えます。
異常気象?で暑いとはいえ油断せずに
本格的な冬に向けて、衣類や寝具、暖房器具など今月中の準備をこころがけください♥
亥の子の日
「亥の子の日」は、旧暦10月の最初の亥の日(つまり暦では2023年は11月1日)に
火を使うこたつやストーブ、暖炉などの使い始めの儀式を行う日?とされています。
…由来は、陰陽五行説において「水にあたる亥」が火に強いとされているため、
その日に「火を使うもの」を使い始めることで、火事にならない!という言い伝えあり…
現在では実際に、こたつにしても直接「火」を使うことはなく
暖房器具やお湯を沸かすにしても、安全に電気が(ガスもまた)主流になっているので
さほどこだわる風潮は少なく、あまり耳にしなくなりましたが、
イノシシは多産(子どもをたくさん産む)ということもあり
それにあやかり「亥の子餅」を食べて、収穫祝いや無病息災、子孫繁栄を祈願する習わしが
のこっていたりします。
(茶道の炉開きでも、亥の子餅がでたりします)
勤労感謝と新嘗祭
「新嘗祭」は、古来から受け継がれる日本の伝統行事です。
戦前までは祭日として扱われ、戦後に「勤労感謝の日」の起源になったようで、
同じく、11月23日に行われる行事です。
新嘗祭は「にいなめさい」または「しんじょうさい」と読み
日本古来からの祭りといわれるだけに、そのルーツにも奥深いものがあります。
「嘗」は「なめる」「にえ」などと読み、味を見る、舌先でなめるの意で、
その年に収穫した新しい穀物で作った食事や酒を味わう(嘗める)ことを新嘗(にいなめ)、
その祭りである「新嘗祭」では、
天皇が国家と国民の安寧と繁栄を、神さまに祈願される宮中祭祀(きゅうちゅうさいし)が行われます。
新たに収穫した五穀を天と地の神々に供え、天皇自らも新穀を食べ、その年の収穫に感謝を捧げる
「収穫の祭り」にあたる宴は、古く、642年(飛鳥時代)の皇極天皇が最初に行ったといわれています。
新嘗祭の由来は、「天孫降臨(てんそんこうりん)」といわれる神話の時代までさかのぼるようです。古事記によると、日本の総氏神である「天照大御神(あまてらすおおかみ)」自らが、「豊かな稲作ができるように」と新嘗祭を行ったと記されています。
七五三に酉の市に
ほかにも、7歳、5歳、3歳の子どもの祝う「七五三詣で」や、
酉の日に神社の祭礼に立つ市として、金銀を搔き集める縁起物の熊手が並ぶ「酉の市」など、
日々の報告と感謝、祈願を行う奉告祭でにぎわう宴ラッシュのこの季節に、
私たちも、五穀豊穣や、神仏への感謝の気持ちを示し、
たとえば…
近年、世界的な問題となっている「食品の大量廃棄」や「フードロス」などに関しても
日頃から「食に対する感謝の気持ち」を思い出すことを改めて忘れずに在りたい…
そんな11月を心がけられたらと思います♥
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